第19巻4242番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4242番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4242番歌 |
作者 | 藤原仲麻呂 |
題詞 | 大納言藤原家餞之入唐使等宴日歌一首 [即主人卿作之] |
原文 | 天雲乃 去還奈牟 毛能由恵尓 念曽吾為流 別悲美 |
訓読 | 天雲の行き帰りなむものゆゑに思ひぞ我がする別れ悲しみ |
かな | あまくもの ゆきかへりなむ ものゆゑに おもひぞわがする わかれかなしみ |
英語(ローマ字) | AMAKUMONO YUKIKAHERINAMU MONOYUゑNI OMOHIZOWAGASURU WAKAREKANASHIMI |
訳 | 天雲が高い大空を行って帰って来るような遠い遠い旅路と私には思われる。別れが悲しくて辛い。 |
左注 | (右件歌者傳誦之人越中大目高安倉人種麻呂是也 但年月次者随聞之時載於此焉) |
校異 | – |
用語 | 天平5年、年紀、作者:藤原仲麻呂、宴席、餞別、出発、羈旅、遣唐使、悲別、伝誦、高安種麻呂、高岡、富山、天平勝宝3年 |